【衝撃!】ペットのコツメカワウソは密猟で輸入されている!?

カンサイです。
今回は色々と考えさせられる取材となりました。
5月29日は「世界カワウソの日」だそうで、この記事を読んでコツメカワウソの未来を少し考えてみて欲しいです。
私も偉そうな事は言えません、ただ、メディアを通して真実を少しでも多くの人に届ける事が出来ればと思いました。
私に出来ることはこれくらいです。

日本では動物園、水族館以外にはコツメカワウソはいない

コツメカワウソと触れ合える施設【コツメイト】の広報担当:青山さんに聞ききました。


本来、日本には動物園や水族館以外にコツメカワウソは存在し得ないのだという。

理由は、繁殖が非常に難しく、日本ではコツメカワウソのブリーダーは確認されていません。
昔はニホンカワウソという種類が日本に生息してましたが、絶滅してしまいました。
コツメカワウソはインドネシアやマレーシアの生息ですが、このコツメカウソも今、絶滅の危機にあるのです。
それでは日本人がSNS等に上げている、可愛いコツメカワウソはどこからやってきたのか、その背景が実は衝撃的です。

コツメカワウソの大半は密輸されている事実

密輸や密猟等がニュースでも話題になっており、逮捕者も出ています。
ただし、その密猟されたカワウソが国内ブリード(日本国内で産まれた)として売られ、SNSやテレビ等に出ています。

 

コツメカワウソの密輸業者は、親のコツメカワウソを殺し、子供をさらって、睡眠薬で寝かした後、スーツケースに入れて日本に運ぶと言われています。10頭程、つめこみ生き残るのは2匹~3匹それを裏のルートでペットショップ等に卸しているのです。親のコツメカワウソを殺す理由は、野生のコツメカワウソは凶暴だからです。
子供を守る親を殺すなんて惨すぎる。
日本にやってきたコツメカワウソ達はもしかしたら、親を殺されスーツケースに詰め込まれてきた密輸品かもしれないのです。

 

ここ3年程で日本でもペットとして一気に増えたコツメカワウソですが飼い主でさえその背景を知らない人が殆どです。

 

「この子たち(日本で飼われているコツメカワウソ)が悪いわけじゃないんです。飼ってる人だって可愛がって愛情注いでるとは思います。でもこの事実を知ってもらって、少しでも密輸を減らしたい。」と青山さんは言います。

 

大体、日本で取引されている金額は1頭あたり90~150万円で取引されていると言われています。
インドネシアでは宗教上の理由で犬が飼えないため通常ペットとしてコツメカワウソは飼われているそうですが、その金額は僅か3000円~4000円なのだそうです。

 

密輸業者が危険を冒して日本に売りに来るのも、高額で買い取って貰えるからなのです。
WWFの調査によると、最大の密輸先が日本なのだという事実も分かっています。

 

コツメイトによる市場調査
コツメイトでの4年前の市場調査では正規輸入は無理で、国内繁殖は成功しないと言われています。
密輸カワウソであれば30万で入るとカワウソを売買した事の有る複数のペットショップで言われました。
結論、国内繁殖をうたっている業者も本当に国内で繁殖されたか分かっておらず、全てがグレーのまま事態は悪化しています。
※ペットショップで提出するはずの国内繁殖の証明書を出さずに、口答でのやり取りになっているそうです。

WWFによる関連記事

日経新聞による関連記事

 

密輸業者が増える理由にはSNSもあるのではないかと考えます。
・Twitterや、Instagramで可愛い動物の姿を見て飼いたいと思う人が増える。その需要に対して密輸が横行するケース
・珍しい動物や鳥を見つけ、SNSで投稿し場所が確定してしまい密猟されるケース

 

便利な時代は時として、悲しい現実を生んでいる事に気づかなければなりません。

コツメイトにいるコツメカワウソはどこから来ているの?

そもそもこのコツメイトは、自然界でコツメカワウソを見捨てるのではなく、繁殖と密猟からの保護を目的とした繁殖場をインドネシアに構えています。

コツメイトでの利益はインドネシアの保護施設の運営費や動物園に拡張するために使われるそうです。

繁殖場の様子▽

(※インドネシア政府との取り決めで産まれた数の1割以上を自然に返しているのだとか。)
コツメイトにいるコツメカワウソ達は、全て密猟から保護されたカワウソが親となり、施設で生まれた5番目以降の子達になります。

5番目以降のカワウソとは…

 

カワウソは一度の出産で5~8頭程産みます。
カワウソの母親にはおっぱいが4つあるのですが、母親は大きさよって赤ちゃんの序列を作るため、5頭目以降はおっぱいの競争率に負け幼くして死んでしまうのだそうです。

 

その為5頭目以降の赤ちゃんカワウソを人工飼育に切り替え、日本のコツメイトでお迎えしているそうです。

コツメイトの成り立ち

コツメイトの成り立ち

コツメイトの代表である長安良明さんが、変わった木材を探しにインドネシアに旅した際、現地の人からコツメカワウソが絶滅の危機があり、
どうにかその事実を日本で知ってもらえないかと言われ、このコツメイトが誕生したのだそうです。

(⇈長安良明さんは『マツコの知らない世界』に出演されてました!!)

小動物とのふれあいのカフェ等は流行っていますが、密輸や密猟からコツメカワウソを守りたい。この事実を知って欲しいという想いで立ち上げられたふれあい場は
日本でもコツメイト以外にないと思います。

入口では、密猟の現実や、5番目の赤ちゃんをお迎えしている事が分かるマンガが無料で配られています。SNS等賛否両論ある中でも工夫しながら、多くの人に知ってもらおうと今も活動の場を広げているそうです。
この事実を知って、コツメカワウソの可愛さと愛らしさを見てください。
きっとこの子たちを守りたいと思えると思います!

コツメイトで実際に動物たちと触れ合ってみた

青山さんが。「せっかくなのでコツメカワウソちゃんたちと遊びませんか?」と言ってくださったのでお言葉に甘えて触れ合う事にした。
平日だというのに、予約も入っており、この日は外国からの観光客も多数みえました。

ここからカンサイの感想になりますが。
びっくりするほど可愛いです。抱っこ出来ることにも驚きました。
お顔が可愛いのですが、仕草もとっても可愛いです。好奇心旺盛で、
「ねぇねぇ」ってスカートのすそをひっぱってきたり、エサも手でつかんで上手に食べていました。

肉球もぷんにぷにです!

安心すると、しっぽを吸う(キュン死)

玩具で遊ぶカワウソちゃんたち。

<おまけ>
コツメイトではハリネズミや、フクロモモンガと触れ合えます。
取材に同行したスタッフが、撮影をそっちのけで触れ合っています(笑)

ミルクをあげてみました▽可愛い( ;∀;)

コツメカワウソのお迎え(生体販売)

現在コツメイトでは120万円~
正規輸入でないと、関税贓物罪や関税法違反で犯罪になってしまいます。

コツメイトは正規輸入です。
これを読んだ今、知らないでは許されないですよ!

 

<飼い方や寿命>

コツメカワウソの寿命は10~15年だそうです。キャットフードを食べます。

 

カンサイ「こんなに人が入れ替わりでコツメカワウソちゃんにストレスないですか?」

 

青山「本来は群れで生活していて、コツメカワウソ同士も仲良しだし、人懐っこく、遊ぶのが大好きなので、沢山かまってあげてください!」

 

なるほど…ちなみにキャットフードなんかを食べるそうです。1頭飼いであれば臭いもそこまで気にならないとのこと。

お問合せはこちら▽
https://ktm-kawaii.com/shop/

<こぼれ話>
密猟で親を殺さなくてはいけない理由は凶暴だからと言うので、カワウソの凶暴性について調べていたら、
オオカワウソの捕食シーンを見つけて震えました。怖っっ
https://www.buzzfeed.com/jp/misatonagoya/kowai

 


<コツメイト情報>

営業時間
平日11:00~19:00
土日祝日11:00~19:00

電話番号
03-6907-2668

お店の住所
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目29−4 成田ビル 5階

 

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