プロジェクトをうまく回すコツはキーマンの自己重要感を満たすこと(その2)

前回、プロジェクトをうまく回すコツはプロジェクトのキーマンの自己重要感を満たすことが大切という話をした。

 

今回は、その中でも

「1.その人の出来ることに焦点を充てること」

の大切さをについて話をしたい。

 

突然だが、子供の頃、何か新しいことが出来るようになり、両親や学校の先生に褒められると、「もっとやろう」とか「やってみたい」という感情で溢れたのを覚えている方も多いのではないだろうか。

遺伝子的に、楽しい、ワクワクするといったポジティブな感情があると、人はどんどん行動したくなるそうだ。この行動は、最近の科学では「強化」と言われているらしい。

「良い結果が得られると確信がある行動を人間はもっとやろう」とする。

 

逆に、ネガティブな感情は人を萎縮させ、行動をする意欲を失う。

「怒られたくない」、「また失敗したらどうしよう」、「成果が出なかったら嫌だな」

こういった感情が前面に出ていると、人は前向きな行動やチャレンジができない。

もし一瞬行動が変わったように見えても、怒られたくないから変えているだけで、自らの意思で変えていかない限り、その人の行動の根幹は変わらない。

できないことではなく、できることに焦点を充てることで自然と自己重要感は高まっていく。

まずはキーマンの自己重要感を満たすことを意識して関わってみてはいかがだろうか。

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