
【ウェブ解析士×boost企画】ウェブ解析士リレーインタビュー”Ryoma氏”
ウェブ解析士×boost 企画のはじまり
ウェブ解析士×boost 共同企画
ウェブ解析士協会代表の江尻さんと、boost代表の辻が、今後新しいプロジェクトに取り組んでいきます。
プロジェクトの第一弾として、各業界で活躍されているウェブ解析士の方々を、boostがリレーインタビューしていきます。過去のインタビューはこちら
企画に全面協力してくださいました、ウェブ解析士協会の江尻さんをはじめとするスタッフの皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
ウェブ解析士とは
ウェブ解析士とは一般社団法人ウェブ解析士協会が認定する資格であり、事業の成果につなげるためにウェブ解析を実践する人材です。
ウェブ解析士は、デジタル化されたユーザーの行動を読み解き、情報の価値を知り、ビジネスに活かすためのご提案をします。
一般社団法人ウェブ解析士協会とは
事業成果につながるウェブ解析ができる人材(ウェブ解析士)の育成や、交流、ビジネスマッチングを行っており、協会のカリキュラムを受講した方は現在3万人を越え、海外にも進出しています。
Ryomaさん(ウェブ解析士)にインタビューしてみた。
第九回は、上級ウェブ解析士を取得され、ITベンチャーの正社員としてウェブマーケティングやウェブ開発のディレクション・コンサルティングとして活躍されている、Ryomaさんにお聞きしました!
現在社会人4年目とのことですが、仕事の傍らで住んでいるシェアハウスのメンバーとアプリ開発をして、シリコンバレーの投資家に向けて話をした経験があるとのこと!
そのアプリ開発からウェブマーケティングに興味を持ち、ウェブ解析士を取得されたそうです。
そんなRyomaさんの濃いエピソードを、余すことなく語っていただきました!
ウェブ解析士を取ったきっかけはなんでしょうか?
Ryoma「以前一緒にアプリ開発をしたメンバーに、上級ウェブ解析士がいたのでウェブマーケティングを勉強をしたいと思ったのがきっかけです。
現在シェアハウスに住んでいるのですが、その住人がエンジニアや社長など面白いメンバーが揃っており、その中の僕のキャリアに大きく影響を与えてくれた優秀なデザイナーさん、IT企業の社長さんと意気投合した結果、アプリ開発をしてシリコンバレーでピッチをしてみよう!となりました。」
エル「シリコンバレーでのピッチとなると滅多にない経験だと思いますが、英語での対応は大変じゃなかったでしょうか?」
Ryoma「学生時代から英語が好きで留学経験もあったため、英語で伝えること自体に障壁はありませんでした。しかし、ネイティブからの鋭い質問など対応に苦労しました。まだまだ勉強が必要だと感じています。
シェアハウスに住もうと考えたのも、元々英語が好きだったというのもありました。社会人になると英語を使う機会が一気に減ってしまうため、外国人が住んでいる今のシェアハウスを選びました。住んでいる人以外に外部からも人が集まります。様々な業種・価値観が集まるグローバルな環境に身を置きたいと思ったのが大きいです。今では、オフショア開発のディレクションを英語で出来るくらい上達しました。」
エル「英語力の上達も素晴らしいですね!そのアプリ開発の経験をしたことで、ウェブ解析士を取得するところにはどう繋がったのでしょうか?」
Ryoma「アプリ開発を通じて、元々あったマーケティングに興味が更に沸いてきた為です。もっと知識を深めたくなった事も要因のひとつとなります。
丁度新卒で就職していた求人広告代理店で営業を担当していたので、ウェブマーケティングは少しですが経験していました。そこにアプリ開発の経験も加わった事、メンバーが上級ウェブ解析士を取得していた事が重なり、ウェブ解析士の勉強を開始することにしました。」
ウェブ解析士を活かせて良かった事はなんでしょうか?
Ryoma「ウェブ解析士を活かせて良かったと思った事は、ウェブサイトだけで完結しないという前提が出来ていたことです。
よくクライアントから「ウェブサイトをつくりたい!」という依頼を受けます。しっかりヒアリングすると、そもそもウェブ以外の方法も取り入れた方がよかったり、ウェブサイトだけではなく他の手段も取り入れた方が良いのではないかと考える事が出来て、クライアントにとって最善の提案が出来るようになりました。そこに凄く価値を感じています。例えば、以前友人が地元新潟で経営している観光地のウェブサイトの立ち上げをコンサルティングしました。友人に最適な提案が出来たことで、SNSや他のプラットフォームでの取り組みを含めて入り込み客数が1万人増加しました!」
エル「増加した客数が1万人!本当に最適な提案から流入が増えたという事だと思います。具体的に友人に対して、どのような提案をしたのですか?」
Ryoma「依頼してきた友人は、ウェブサイトを作りたいということではじめはウェブサイトのみの想定をしていました。勿論それが悪いわけではありません。ただ、課題は明確にする必要があると思いました。そこで、そもそもなぜオウンドメディアを立ち上げたいのか?立ち上げることで現状のどんな課題を解決していきたいのかなど友人へのヒアリングから熱く議論を重ねました。その結果、現状の課題(当時全て電話問い合わせだったのでオンラインでの受付も取り入れてスタッフのリソースを確保したい、オンライン上でお客様に対してリアルタイムなお知らせをしたい、新規顧客を獲得したい、運用は自分達でしていきたいなど。。) を洗い出した上でSNSやその他プラットフォームも掛け合わせて課題を解決したらどうか、運用面でもWIXを採用して友人でもスタッフさんでも運用できるようにしたらどうかと提案致しました。本来の目的を見据えた際に達成できる提案をするのが僕の仕事です。
ウェブサイトを作ったらそれで終わりではなく、ウェブで何かをしたいという想いにプラスして課題を解決するための手段を提案することでより良くしていく。その前提が出来たのはウェブ解析士の資格勉強をしたことで気付けた部分です。」
Ryomaさんが仕事で得意だと思う部分はどこでしょうか?
Ryoma「得意だと思う部分は、目標設定を決めていく部分です。
今までの依頼内容は相談ベースのもが多かったため、相手の要望を取り入れつつ、その要望を達成するための目標設定が得意になっていきました。」
エル「目標設定というと、物事を進める上でとても重要ですが、難しい部分でもあると思います。どんな風にクライアントと話して進めていくのでしょうか?」
Ryoma「確かに難しい部分でもあるため、目標設定をクライアントに対して伝える際は、山登りに例えることが多いです。
よくあるのが、登る山が明確に決まっていないのに、装備を重点的に決めようとしていたり、最初から高い山に登ろうとしすぎている場合があります。僕は、クライアント様と一緒に山を登る仲間やガイドとしてサポートしていく立ち位置だと思っています。だからこそ、ペース配分やクライアントにそった山選び、そしてそのための準備が必要だと感じています。」
エル「山登りに例えると分かりやすいですね。Ryomaさんがコンサルティングしていくうえでの一番の強みは同じ目線に立ちつつ、気づいていない部分を見えるようにするという所ですね。」
Ryoma「ありがとうございます。
物事を俯瞰的に見るのも得意なため、お客さん自身が気付いていない部分や手段が目的になってしまわないよう、一緒に考えられるのは自分でも強みだと感じています。例えば「ウェブサイトを立ち上げたい」という相談があったときに「そもそもなぜウェブサイトなのか?」、「背景にはどんな課題や問題があるのか?」を考えるようにしています。
お客さんが当たり前と思っている事が実は強味だったり、ウェブマーケティングでの業界ではよくある話です。
その部分をお客さん側のウェブ担当者として、当事者意識を持って一緒に伸ばしていけるように心がけています。」
今後の展望をお聞きしたいです
Ryoma「キャリアとしては、アプリやシステム等を作る開発者としっかり話せるようなウェブ解析士になりたいと思っています。
実際にサーバーの仕組みやプログラムがどう動いているかを知った上で、どんなことが出来るのか?その技術で何が取得出来るのか?何は取得出来ないのか?等、プログラムのコードのレベルまで落とし込んだ状態で、お客さんと話せるようなエンジニアリングまで出来るウェブ解析士になりたいと感じています。
また個人でも仕事を引き続き受けながら、正社員とフリーランスの両輪で今後も経験を積んでいければと思っています。」
エル「Ryomaさん、本日はお時間ありがとうございました!」
Ryomaさんは今年で26歳とのことですが、社会人になってから経験してきた内容がとても濃かったです!
シリコンバレーで投資家に対してプレゼンテーションする程、語学も堪能で、特に目標設定に関してRyomaさんとお話していると、分からない未知の領域に対しても、丁寧に、親切に教えていただき、自分にあった道を一緒に歩んでくれると僕自身が感じました。流石は登山ガイドですね。
今回お話頂いたRyomaさんが対応されたという友人のサイトのリンクと、Twitterへのリンクを、下記に貼っておきますので是非ご覧ください。
Ryoma「ご紹介させて頂きました友人が運営する観光地「ヒーリングガーデンたかなみ」のウェブサイトです。大自然に囲まれた中で心と身体を癒やすひとときを感じられたり、家族や友人と有意義な時間を過ごせますので是非ご覧になってください。」
https://www.takanaminoike.com/

普段はゲーム開発に携わるフリーランスプログラマのエルです!
不思議なご縁から、今はインタビューの記事を中心に書かせていただいております。
職場の業務効率化をサポートする「カワリニ」というサービスも扱っておりますので、もし職場の作業効率が悪いかも?と感じていたり、実は相談したいことがあった!等、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
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